その年、その数字は(先日、僕に)告げられた。偶然にも。
あなたたちが出会った年月を僕は考えられない。
出会った土地を見知らない。
そして、 その何十年も何十年も流れるであろう日々に僕は追いつくことが出 来ない。
それは宇宙の果てからも届かない絶望的な数字が( すでに)積み重なっており、
これからも(玄然として) 積み重なってゆくだろう…。
僕はあなたをこの窓から見ている。
僕の視線、それが僕自身。いつか
僕は忘れることがあるだろう(か?)
この揺らぎを、この感情を、この現存を
僕自身でさえ忘れ果てるであろう(この)僕自身の存在を。
僕は忘れ去られ、そして、僕自身も忘れるのだ。
もちろんあなたたちも(お互いを) 忘れなければならない日が来るだろうが、
ただ、 一人が一人の側に付いているだろう。
もはや変化してしまったあなたたちであっても、 支え合った年月は変わらない。
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